アイデアとは時間をかければ生まれるものではない気がしている。角煮のようにぐつぐつ煮込んで美味くなるアイデアもあるとは思うが、基本的にはアスパラを茹でるような短時間の瞬発的な行為だと自分の場合は思っている。なので、まだアイデアが浮かばない、考えが整理できていないと感じる場合は、考える方向性が違っていて、考える角度や温度がうまく設定できれば、するすると道筋が見えてくるようなものだと捉えている。
今日はとある会社の社長のインタビューを行った。新しい企業理念をつくっていくためのもので、一つ辻褄が合わない部分をどうしようかなと思いながらインタビューは終わったが、その後新大阪でラッシーを飲みながら1時間プロジェクトメンバーと話す中でその辻褄をうまくつなげるような言葉と出会うことができたので、帰りの新幹線で方向性のメモを30分くらいでつくることができた。この類のものは、じっくり何日も考えたからといってよりよくなっていく部分はあまり多くなくて、あのラッシーを飲みながら話す時間を持てたことが何よりよかったことであった。あのラッシータイムがなく解散していたら、インタビューの記憶が薄れゆく中で、もう一度思い出しながら多くの時間を割くことになっていたと思う。ありがとうラッシー。ちなみに、ラッシーの前にみんなでうどんも食べた。思えばあれもよかったのかもしれない。
なので、その後にアイデアをまとめる必要がある打ち合わせのあとは、整理して一度メモに定着させる時間を確保しておくことがとても大切になる。打ち合わせを連続で行い、話したことを一度忘れてしまってから議事録を見返しながらでは、もう遅いのである。
アイデアとは構えというか態度なのだと思う。アイデアが次々と浮かぶ人は、わざわざスイッチを入れてアイデアを考えようとしておらず、浮かんでしまうというか、アイデアを考えるというのがニュートラルな状態なのだと思う。そういうのはいつ、どのように身につくのだろうか。次はマンゴーラッシーを飲みながら考えてみたい。
