ちょっと先に こんにちは

TAKEHIKO YANASE

日曜日、東京・ひばりヶ丘にある自由学園高等部の学生4人がちょっと久しぶりに事務所にやってきた。UNE STUDIOのたろちゃんが自由学園出身という縁で半年ほどインターン生としてお預かりしながら、小川町の人たちを取材してZINEを作っていた。僕も冬にインタビューを受け、ついに「LiFE -ちょっと先に こんにちは-」という表題にて完成したということで報告に来てくれたのだった。自由学園の学生(全員?)は45の会社・団体にインターンし、そこで見聞きしたこと、体験したこと、制作したものを発表するというのが毎年の恒例授業となっているそうだ。実際に学内の発表会では値付けして販売し、小さな自営業を体験できる素晴らしい授業。ZINEをつくると、自分が何に興味を持っていて、それはなぜかということにも思考の寄り道しながら、今度は読む人はどうしたら興味を持ってくれるか、どうしたらお金を払って買ってくれるかなどを考える機会を得ることができるわけで、ZINEでなくてもいいかもしれないが、とにかくみんな体験したらいいなと感じる。大人も。インタビューをはじめ、お金を払って読む文章、見る写真、手に取る紙を自分で考えて作ったり、選んだりするのは、学校で受ける座学的な授業とは全く違う。主体性が養われる。決断を突きつけられる。ある種、学校や生活で得た情報たちを体験と通じて知識として編み込んでいくことができるような時間なのではないだろうか。改めてまるっと自分で作るっていいなと感じた週末であった。

今週は1QTを振り返り、2QTを計画する社内のMTGがある。一年で考えると長すぎて目標を忘れてしまいがちなので、3ヶ月単位で時間軸を捉えてみている。僕は「体も脳もスッキリ」というテーマのもと、「発信:週1ジャーナル(これ)」「習得:読書10冊」「身体:週2ジム」「体系:毎週虎の巻MT」という目標を立てていた。週2ジムだけできていない。世の流行りに出遅れてMBTI診断をしてみたら、やはりルーティン苦手なタイプであったが、人は変化していくものだと信じたい。YOU INC.となって3ヶ月だが、(それが影響しているのか)風向きが変わってきていると感じる。万博も始まり、関わってきた会社やプロジェクトも関係しているので、関西に行くタイミングで訪れたい。