一緒に働きたいという人と出会えて、とても嬉しかった。
法人化して7年になる。令和元年創業としてみたかったこともあり、2019年に法人化した。その半年後に元々シェアハウスの同居人の友人として知り合っていた孝太郎と再会し、一緒に働くようになった。初めての会社のメンバーだった。最初は何ができるのかもわからず、秘書という肩書から始まったが、今は立派なプロジェクトマネージャーとして独り立ちしている。
孝太郎が独り立ちして、どうしようかなあと思っていたところに太朗ちゃんが現れた。一緒に仕事をする中で、一週間くらいうちに居候していたこともあった。うちのキッチンで湯を沸かしながら打ち合わせをしていたことも覚えている。一緒に畑を耕したりもしながら、カメラマンという道に進んでいった。
どうしようかなあと思っていたところに、美紗子ちゃんが制作の仕事をしていきたいと声をかけてくれた。元々RELEASE;というチームで一緒にNATURE TOKYO EXPERIENCEというプロジェクトをともにしていたが、東京に引っ越してきたこともあり、一緒に仕事をすることになった。YOU INC.という会社にリブランディングを一緒にしたので、第二の創業メンバーという存在である。数々の苦楽をともにし、お互いの得意不得意もおおよそ共有できている。YOU INC.になくてはならない存在というか、そのものである。
しかし、二人体制の限界も感じている。できることはできるが、できないことがどうやらできなさそうだ。それをよしとして、二人体制でできる範囲でやっていく選択肢ももちろんある。際限なく人数が増えていくというのは不自然だ。会社にとって一番いい人数というのは一体どのように決まっていくのだろうか。そんなことを考え、ときに話し合う中で、一緒に働きたいと言ってくれる人が現れた。彼女は近いコミュニティにいて、2年くらい前に挨拶だけしたことはあったが、ちゃんと話したのは今年の2月がはじめてのこと。僕が出演させていただいた都内でのトークイベントに来てくれて、終わった後に少し立ち話をした。その後小川町にも来てくれた。自分の器が小さいだけかもしれないが、社員というより、気持ちとしてはバンドメンバーを募るようなものなので、ネット上で不特定多数から募集するという気持ちになかなかなれないでいる。一緒に働きたいは、一緒にいたいということでもありたい。
会社にとって、所属するメンバーに、お金以外でお渡しできるものはなんだろうか。真っ先に思い浮かぶのは一緒にプロジェクトに取り組む人たちとの出会い。一年も一緒に動いていれば、だいたい200人くらいの人と出会うと思うが、その誰もが素晴らしい人たちであり、それがYOU INC.の一番の自慢というか、推しポイントである。次にあげるとすれば、さまざまな地域や業界、考えの人に触れ、自己内多様性が高まるということ。学びがあるという言葉では少し足りないくらい、言語化できないものも含む。働くほどに世界が立体的に見えてくる。色んな人の立場がわかってくる。わかってくるような気がしてくるし、よりわからなくもなってくる。あとは、もしかしたら、解釈の柔軟性が増すかもしれない。物事に意味を付与することは、頭のストレッチに他ならない。大変なこともあるけれど、嬉しい仕事。明日も変わらず、汗をかいて生きよう。しっかり寝よう。
