Journal

脳みそにいい栄養

TAKEHIKO YANASE

正直なところ早速書けないでいた。自分だけが読む文章と、誰かが読むかもしれない文章とでは、やはり文章を書く上での心持ちというか、酔っ払った上でのカラオケとライブくらい違うものなのだなと実感した。それでも、ステージに立つことに慣れていきたいので、書いていくことにする。

今週は去年の夏前から進めていたマガジン制作が校了したり、動画も完成したり、いくつかのプロジェクトが一区切りとなり、いくつかの打ち合わせがリスケになり、いくつかのプロジェクトの相談があった。プロジェクトの相談があるというのはとても嬉しいことで、想起してくれて連絡をくださる嬉しさはもちろんだが、世界を見る新しい視点を手に入れられる嬉しさもある。例えば、今週連絡をいただいたのは子ども服ブランドのプロジェクトだったので、子ども服について、自分はどのように買ってきたか、世の中の人たちはどのように探して、選んで、買っているのかを考えたり、子ども服の流行というのはどれくらい存在するのか、どのように立ち上がるのかなど、まだ始まってもいないし詳細も聞いていないプロジェクトを想いながら考えながら過ごしたりしている。

年末、事務所用に電気圧力鍋を購入した。開封して満足し、一度も使えていなかったが、先日はじめて豚汁を作って、とても充実したランチをいただいた。ランチは近所で食べることも少なくなかったが、去年から栄養などにより気を使うことになり、事務所にいるときは納豆キムチ卵ご飯を毎日食べている。味噌汁はインスタントだが、いいやつを買ったりしている。それでも一年以上ルーティンになると、さすがに飽きてきてしまうもので、コンロもないしどうしようかと思ったが、電気圧力鍋なるものの存在を改めて認識し、購入に至る。朝事務所に行ったら、野菜や肉をザクッと切って鍋に入れ、スイッチON。午前中の仕事が終わったら、できたて栄養満点スープができあがっていて、豊かなランチにありつくという算段だ。近所の農家の友人のプロジェクトをサポートしており、その謝礼は野菜でいただこうと考えている。友人が育てた野菜を食べて、脳みそにいい栄養を送り、そのエネルギーで友人に還元するといった極小循環社会を日々の中に持ちたい。