Journal

会社が番組を持つような時代

TAKEHIKO YANASE

昨年「How are you?」というZINEをつくり、年賀状の代わりとして友人や仕事でご一緒している方々に送った。考えていることや経験したことを定期的にZINEにまとめたいと思っていたが、長い間機会を逸していた。会社がYOUに変わるタイミングで、小規模事業者補助金も活用して、つくるに至った。ご無沙汰している人に近況を報告したかったのと、会社の心機一転の報告などを兼ねて、Greeting Magazineとしてまとめてみた。挨拶冊子みたいなもので、マップ折の形状は東郷清丸さんのキヨタイムの影響。自己紹介みたいな内容になって、もっと入れ込みたい事柄はたくさんあったが、デザイナーのCHACO白水さんの「文字が減らないねえ」というプレッシャーを前に、加筆の手も止まる。たくさんの時間をかけて紙面をつくって、お金をかけてデザインや印刷をお願いして、袋に封入する作業も内職して(アビー&りくちゃんに感謝)ようやく完成した「How are you?」。年始にパラパラと嬉しい感想など届いて、つくって本当によかったと感じる。感想を読むことで自費出版は完結するのかもしれない。

2025年も一年かけてゆっくり作ってみたいと思っている。今考えているテーマは「自然体」。例えば、YOUのデザインをつくってくれている岡本健さん、髪を切ってもらっている表参道アトリエのジュンさん、農家のSOU FARM大地くんなどに、自然体を見極めて彫刻していくようなその眼差しと考え方を聞いてみたい。一年間コツコツやっていけば、うまくできるだろうか。会社が番組を持つような時代になる気がしているので、自分たちならどんなものになるのかやってみたいという気持ちである。