白糠町へ行くのは4回目になるだろうか
北海道・白糠町へ2泊3日の出張。白糠町へ行くのは4回目になるだろうか。今回はシラリカ社のWebサイト制作の撮影として、フォトグラファーの砺波周平さんと朝の羽田で待ち合わせ飛行機に飛び乗った。初めて利用した品川の9hは駅も近くてよかったが、カプセルでも1万円を超えるのが令和7年のが東京。いつもの蒲田のカプセルホテルも週末だったからか値上がりしていた。羽田の近くで泊めてくれる友人が欲しいのが正直なところだ。
月に一度くらいは撮影の仕事がある。屋外のロケや、取材、物撮りなどいろいろな種類があるがあるが、撮影をどなたにご依頼するかを決めるのはいつも難しい。やり慣れている人にお願いするのが一番やりやすいといえばそうなのだが、本当にそのプロジェクトにふさわしい方にお声がけし、チーム編成するのがYOU INC.としての仕事でもある。フォーメーションとスタメンを決めるのがサッカーチームの監督の大きな仕事であることにも近いだろうか。一種の馴れ合いでやることの違和感は、会社員時代に感じたことでもあった。そういった点でフォトグラファーをはじめ、アートディレクター、イラストレーター、エンジニア、印刷会社の方々などにアンテナを張り、いつかお仕事ご一緒したいリストを作っておくのは大切だ。(しかしあまり更新できていない)
砺波さんはそんなリストに入っている方であった。砺波さんが書かれているWebのエッセイで、北海道の出身で地元に恩返しがしたいということが書かれているのを読んだことがあった。そしてとても覚えていた。心刷祭でお見かけするもお話する機会を逸し、面識はないままだったが、今回のプロジェクトの撮影をご依頼。返信が来るかドキドキ。無事オンラインでのMTGを経て、3日間ご一緒した白糠の旅。撮影はもちろん、北海道の話、八ヶ岳での暮らしの話、写真について、最近馬が好きなことに気がついたことなど、魚介を食べながらいろいろな話をした。撮影は無論完璧で、その過程もとても楽しかった。クオリティは仕事に必要だが、一緒にいて楽しいというのが大事なのだとつくづく思う。これは相性も大きいので、優劣で比べられることではない。
いきなり知らない方に仕事をご依頼するのは少しハードルがある。一度でも会ったことがあるとそのハードルはグッと低くなる。そういえば、今年最初の忘年会で一年ぶりに会ったカヤックで働くオペロンという友人が、いろんなクリエイターに連絡をして会いに行っているという話を3日前に聞いた。会いたい人に会いにいく、そんな時間を来年はとれたらと思う。「最初の連絡論」については、アートディレクターの田久保彬さんとも話してみたいテーマだ。もちろんこの文章を、ここまで読んでいただいた方から連絡があったら嬉しい。
兎にも角にも、ご一緒したい方とともに時間を過ごし、素晴らしいアウトプットがかたちになり、その後も関係が続いていくのであれば、そんなに嬉しいことはないし、今回はそんな撮影だったと思う。白糠町は釧路空港からも10分で行けるまちで、風景の美しさ、魚介をはじめとした食の豊かさも揃っている。しかし残念ながら、今は訪れる人は少なく、廃墟となった建物が並んでいる。何かこのまちで人が集まることはできないだろうか。地元の人もウェルカムしてくれるかたちで、何か考えてみたい。そんなことを実現するチーム編成はいかに。
